おぺんぺん大学

ざーさんによる本の雑記たちとたまに創作

公開できる範囲の日記(2020 9.1〜9.8)

9.1

夜中を通してうまく眠れず。朝起きて昨日の夕食になるはずだったおかずを探すが見当たらず、米とあさげのインスタントを摂る。「響きと怒り」を読み終える。昼食を食べたあと、父方の祖父が父親に預けたものを取りにうちに来る。祖父の話では父親が私にこの件を伝えていると言っていたが私に身に覚えはないし、父親もそんなこと言ってないから適当なことをでっち上げられたと言う。長生きしないでおきたいと改めて感じる。

9.2

朝から東浩紀「一般意志2.0」をよむ。卒論に合うかあやしい。昼過ぎに読み終える。冷やしかけ蕎麦を作ったがよさがよくわからなかった。よるはずっとサークルのオンラインで、小説人狼ならゲームをやる。もちろんすぐに私の作品はバレた。クソ。

9.3

妹の送迎をしたまま地元図書館に朝イチで行き、使えそうな本を探す。四冊借りたが結果的には濱野智史アーキテクチャの生態系」(ちくま文庫)しか使えそうにない。前から気になっていた吉村萬壱先生の「流卵」とアメリカの

実験小説とかいう「ウィトゲンシュタインの愛人も借りる。読む暇があるのかわからない。今度の中間報告で標準になる鴻池留衣「ナイス・エイジ」を再読。前述の本から2ちゃんねるの生態系と本作を比較する。

9.4

昨日借りた本で使えそうな部分をさらに洗い出す。パソコンを開きそれを組み合わせながら論を建立する。いままで紙に書き出していきながら配線をつなげていったがもしかしたらこっちの方が向いているのかもしれない。「流卵」と「ウィトゲンシュタインの愛人」が読みたいが手が回らない。

9.5

9時から17時までアルバイト。3ヶ月ぶりに行きつけの古本屋さんに帰りに向かい、「西脇順三郎 詩と詩論」揃いで見つけてしまう。ご好意で大負けしてもらい5000円で買う。3ヶ月前に行った時(インスタの記事参照https://www.instagram.com/p/CCiXnbFA5sO/?igshid=1blk0wqnf30pl いちまいめの写真がその時購入した本)寺山修司の討論会に参加したと言う常連さんに読者の趣味をかわれて、大山定一訳のゲーテファウスト」をいただいたことがあったが、この方にゲーテ詩集もいただける話になっていたことに店主と思い出し、そちらを受け取り帰宅する。非常に立派な詩集である。家に帰ると大学図書館に頼んでいた本が届く。

9.6

9時から17時までアルバイト。クレーマーが現れた。クソ。低気圧にやられる。昨日届いた本を洗い出し、卒論に使えそうな部分を探す。コレが正しいのか。わからない。西脇の本を回収に行く。

9.7

朝から引き続きレジュメを組み立てる。台風が近づいていて、雨に当たるか怪しい曇り空の中急いで最寄駅に向かうと目前のところでバケツをひっくり返したようなゲリラ豪雨に当たってしまう。クソ。17時からアルバイト。帰宅して少し手直しをしたレジュメがもう次期完成する。この日、萩原朔太郎詩集を読み終える。「薄暮の部屋」や「恐ろしく憂鬱なる」「天井縊死」「雲雀料理」「恋を恋する人」「干からびた犯罪」がこのみだった。

 馬鹿づらをして、

 手がでる、

 足がでる、

 くびがでしゃばる。

萩原朔太郎「死」より)

9.8

一日をのんびり過ごす。「流卵」「ウィトゲンシュタインの愛人」を読み終える。どちらも好きになれなかった。急いで本を返しに行って坂口恭平「現実宿り」「けものになること」D・ファースター・ウォレス「ウィトゲンシュタインの箒」中原昌也「パークタイム・デスライフ」を借りる。「パークタイム・デスライフ」を先に読む。